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Hello ! 更年期 - 4 -

  • meguru | Natsuko Hirashita
  • 4月14日
  • 読了時間: 4分

「最近、なんだか体調が今までと違う……」 そんな違和感を感じていませんか?更年期は、体が次のライフステージへと移り変わる大切なサインです。

今回は、更年期が起こる仕組みと、自分らしく乗り越えるための対策についてお伝えします。


なぜ更年期の症状は起きるの?


更年期の不調の大きな原因の一つは、**脳と卵巣の「コミュニケーションのギャップ」**にあります。


  1. 卵巣の変化: 加齢に伴い、卵巣の機能が低下し、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が減ります。


  2. 脳の奮闘: 脳は「ホルモンが足りない!」と判断し、一生懸命「もっと出して!」と指令を送り続けます。


  3. ギャップの発生: 指令に対して卵巣が応えられない……このズレが自律神経などに影響し、さまざまな症状として現れます。


しかし、ずっとこの状態が続くわけではありません。次第に脳がこの状況に順応していくことで、症状は落ち着いていきます。



ひとりで抱え込まず、専門家に相談を


更年期の症状や程度は、本当に人それぞれです。「これくらい皆我慢しているはず」と思わず、日常生活に支障がある場合は、迷わず婦人科を受診しましょう。


  • ポイント: お医者さんとの相性も大切です。いくつかクリニックを回ってみて、信頼できる先生を見つけることから始めてみてください。



更年期をサポートする多彩なアプローチ


  1. ホルモン補充療法(HRT)


現代には、辛い症状を和らげる選択肢がいくつもあります。その代表的なものが「ホルモン補充療法(HRT)」です。


  • どんな治療?: 減少したエストロゲンをお薬で補う方法です。


  • お薬のタイプ: 飲み薬、塗り薬、貼り薬などがあります。


  • おすすめは?: 中でも「貼り薬」のような経皮吸収タイプは、肝臓への負担が抑えられるため、副作用が少ないと言われています。


  1. 漢方薬:体全体のバランスを整える


「なんとなく調子が悪い」「HRTを使うほどではないけれど辛い」という方に選ばれているのが漢方薬です。


  • 特徴: 血液の巡りや自律神経のバランスを整え、冷え、のぼせ、イライラ、倦怠感など、複数の症状に穏やかに働きかけます。


  • 代表的な処方: 加味逍遙散(かみしょうようさん)、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)などが有名ですが、体質(証)に合わせて選ぶのがポイントです。


  1. サプリメント:手軽に成分を補う


お薬を飲むほどではないけれど、何か対策を始めたいという方にはサプリメントという選択肢もあります。


  • 注目成分「エクオール」: 大豆イソフラボンが腸内細菌によって代謝されてできる成分です。エストロゲンに似た働きをすると言われており、更年期の指針として活用する方が増えています。


  • その他: ビタミンEやプラセンタなど、自身の気になる症状に合わせて取り入れることができます。


  1. 生活習慣の改善:心地よい毎日を作る土台


日々の暮らしを整えることは、症状の緩和に欠かせません。セルフケアに加え、プロの手によるメンテナンスを取り入れるのも一つの手です。


  • 食事と運動: 大豆製品やカルシウムを意識した食事、ウォーキングなどの軽い運動は、心身の安定に役立ちます。


  • リラックス: 自律神経が過敏な時期なので、アロマや入浴など、自分が「心地よい」と感じる時間を大切にしましょう。


  • 鍼灸施術の活用: 「病院に行くほどではないけれど、なんとなく体が重だるい」「イライラや不眠が続く」という時には、鍼灸も非常に有効です。

    • 当院の鍼灸では: 全身のツボを刺激することで自律神経の乱れを整え、血行を促進します。冷えや肩こり、心の疲れなど、お一人おひとりのバランスに合わせたアプローチで、体が本来持っている「整える力」をサポートします。


治療法は一つではありません。HRT、漢方、サプリ、そして鍼灸や日々のケア。これらをパズルのように組み合わせて、「今の自分に一番合う形」を医師と一緒に探していくのが、更年期を前向きに過ごすコツです。

「もう若くないから」と諦めず、新しいステージを楽しむためのメンテナンス期間として、大切に自分をケアしてあげましょう。当院も、あなたが新しいステージを前向きに歩み出すお手伝いをさせていただきます。

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